住まいの美しさを引き立てるエクステリアの魅力とポイント

エクステリアとは、お家の外まわり全体の『空間・装飾』を指します。

じゃあ、“外構”って何だろう？と

イメージされる方も多いと思いますが、外構はお家の外側に構成する『構造物』を指します。

具体的には、

・雨や雪から大切な愛車を守るカーポート

・外部からの視線を防ぎ、プライベート空間を守るフェンス

などです。

ちなみに、大きなとらえ方として、屋根や外壁までも含まれます。

こういった構造物で構成された、外まわり全体の空間がエクステリアになります。

正確には違いがありますが、『エクステリア＝外構』とイメージしていただいても大きな問題はないと思います。

それよりも、生活に合わせた動線だったり、数年後のライフスタイルを考慮したりと、建物や周囲の環境なども含めたトータルのプランを大切にされることの方が重要です。

住まいの美しさを外から引き立てるエクステリアですが、どのように構成されているのか把握しましょう。

代表的なものをピックアップしてみようと思います。

 

• 門まわり

　門扉とは出入口に設けた門の扉です。

　鉄製やアルミなど様々な素材がありますが、デザイン性が高く、カラーバリエーションも豊富で、

　腐食やサビなどメンテナンス性の良いアルミ製はおススメです。

　木目調のデザインで、門まわりをナチュラルな雰囲気に仕上げることも可能です。

　また、電子錠タイプもありセキュリティ性能を向上も図れます。

　いずれにしても、毎日開閉するので使い勝手の良さが重要になります。

　なお、開き方は『両開き』『片開き』『スライド式』の3タイプ。

　どのタイプも、設置するためのスペースを確保できるか確認が必要になります。

 

　門柱とは玄関前や門扉の横などに設置される柱や壁のことです。

　こちらに表札やポストを備えることができます。

　置き配が主流になってきたことも相まって、宅配BOXのニーズも多くなってきました。

　このような機能を備えたプランも選べます。

 

• フェンス

　アルミや樹脂・天然木など豊富な素材があります。

　生垣で施工することも可能ですが、かなりのお手入れが必要になるのでご注意ください。

　高さや長さの組み合わせのバリエーションが豊富で、機能性があり意匠性の高いのデザインもあります。

　設置する目的で着地点が大きく変わるので、どのような目的なのか明確にする必要があります。

　たとえば、視線を適度にカットして風通しも感じたい方は、縦格子や横格子のフェンスがおススメです。

　目隠しをしっかりしたい方には、本体にすき間がないフェンスをおススメします。

　ウッド調のフェンスをチョイスすると、全体的にやわらかい雰囲気になります。

 

• カーポート

　カーポートは柱と屋根で形成された駐車場です。

　アルミのフレームに、金属製やポリカーボネート板が屋根材の仕様が多く見受けられます。

　駐車場のスペースや形状に合わせて設置しますが、車のサイズやドアの開閉方法もチェックしましょう。

　将来的に車の台数が増えることがあるか？などもイメージされることをおススメします。

　耐久性能も重要なポイントなので、雪が多く降るエリアや強風やゲリラ豪雨など、お住まいの地域の

　気候もあわせて検討しましょう。

　なお、屋根に覆われることで、駐車スペース以外にも利用することが可能です。

　たとえば、強い日差しを避けてバーベキューすることができます。

　小さなお子様がいらっしゃるならば、ビニールプールを設置すると、炎天下を避けて水遊びができます。

　ライフスタイルに合わせて、使い方のバリエーションの幅が広がります。

 

• 庭まわり

　ウッドデッキは、室内リビングとつながった空間になります。

　フローリングと同色系のデッキカラーにすると、リビングから続く広い印象に出来ます。

　空間の広がりを美しくまとめるために、デッキ材の素材と調和するカラー選びは重要なポイントです。

　デッキの上にいすやテーブルを置いたり、バーベキューを楽しんだりアウトドアを満喫できる空間にもなります。

　テラスを組み合わせることで、さらに上質な印象に仕上げることも可能です。

　このテラスを加工して、サッシやガラスで覆ってあげるとサンルームやガーデンルームとして使用することができます。

　全面を囲われているので、天候を気にせずに洗濯物をほしたり、自慢のガーデニングを鑑賞しながらのティータイムなど、使用方法の幅がさらに広がります。

　

その他にも、

・駐車場から玄関までのアプローチ

・住まいと一緒に成長してくれるシンボルツリーなどの植栽

・アプローチの足元や自慢のシンボルツリーを優しく照らすライティング

など、お家をステキに演出してくれるアイテムがたくさんあります。

エクステリアを設置することで、こんなお悩みも解決することができます。

• カーポートでストレスフリーの乗降

　傘をさして車の前に来たけれど、傘をたたむタイミングでビショビショに

　雨に濡れながら、あわてて脱着するチャイルドシート

　両手いっぱいの買い物袋と傘を持って荷物の積み降ろし

　車に乗降する際に、こんな経験されたことがある方いらっしゃいませんか。

　カーポートなら雨にぬれずにゆっくりと、慌てずにそして焦らず対応できます。

　玄関アプローチまで覆うように施工すると、傘がなくてもスムーズに対応することも可能になります。

 

• サンルームで叶える快適な洗濯物干場

　太陽の光を浴びて乾いた洗濯物は気持ちいいですよね。

　ですが、突然の雨でせっかくの洗濯物が・・・って経験ありますよね。

　花粉シーズンやPM2.5などの有害物質を考慮して、サンルーム内で干される方も多くなっております。

　サンルームを活用することで、季節を問わず安心して心地よいスペースを確保することができます。

 

• 手すりでサポート安心・安全の玄関

　ふとしたきっかけで玄関の段差につまずきヒヤッとしたり・・・

　ぬれた玄関ポーチで足をすべらせてハッとしたり・・・

　こんな経験をもつ方は多いのではないでしょうか？

　高齢者の方だけが注目されがちですが、小さなお子様のいるご家庭や、ケガなどで介助が必要な方など、

　手すりを設置することで歩行をサポートしてくれる、安心で心強い玄関にアップグレードできます。

 

エクステリアは、住まいの美しさを引き立たせ、さらに住まいに心地よさをプラスしてくれます。

外まわりの空間をステキに演出してくれるエクステリア。

満足のいくエクステリアにするために、重要なポイントまとめます。

 

• バランスのとれたデザイン性

　ご検討中のデザインは、建物とマッチしてますか？

　近隣周辺の環境にあわせたプランニングになっていますか？

　エクステリア単体ではなく、建物と周辺環境もあわせて調和をイメージしてください。

　また、室内からの眺めは大丈夫ですか？

　外からの視線を意識しすぎて室内側で圧迫感を感じてしまうケースもあります。

　バランスの良いトータルプランニングを意識してみましょう。

 

• 使いやすさと、数年後を見据えて

　エクステリアのデザインとあわせて、生活しやすい動線になっているかチェックしてみましょう。

　５年後・10年後にはどのような暮らしをして、ライフスタイルが変化しても対応できるエクステリアに

　プランニングすることが重要になります。

　あわてて考えたプランだと、ミスマッチなデザインや不便な動線になることが予想されるので、

　じっくりと計画することも重要になります。

 

• 万が一を避ける防犯性

　防犯面も意識したプランニングしてみましょう。

　エクステリアの設置により、防犯効果を得ることができます。

　イメージしやすいところだと、

　人の気配を感知して点灯するセンサーライト

　人が歩くと足音を感知するために砂利の敷き込み

　などがありますが、

　インターフォンを門柱に備えることで、玄関からあえて距離をとります。

　部外者を不用意に敷地に侵入させないために、有効な手段の一つです。

エクステリアは、動線などを意識した実用性とプライバシーの保護などの機能性に加えて

建物全体のバランスや空間、周辺環境との調和を考慮したデザインの装飾的な効果があります。

しっかりとプランニングを行うことで、住まいの外観を美しくするだけではなく、

実用性やライフスタイルの変化にも対応できる魅力的な住まいになります。

 

ライフスタイルに合わせた、理想のエクステリア計画しましょう。

 

なお、弊社ではお客様のご要望に合わせてプランニングいたします。

3Dシミュレーターでご提案しますので、施工後のイメージを共有しながらお打合せが可能です。

ご興味ございましたら、まずはお気軽にご相談ください。

 

毎日が充実したおうち時間になるお手伝いをいたします。