金属サイディングとは？！メリットやデメリットも解説

1.1 金属サイディングの素材

金属サイディングは一般的にアルミニウムやガルバリウム鋼板から製造されます。

これらの素材は耐久性があり、外部からの影響を受けにくい特性を持っていいます。

美しい質感や色合いが長期間に渡って維持されるため、長期的なコスト面でも優れています。

 

1.2 耐久性と防火性

金属サイディングは長期間にわたって耐久性を発揮します。

耐候性に優れ、雨、風、紫外線による劣化が少ないため、外壁の保護に適しています。

雪による凍害の被害を受けにくいので、降雪地域にお住まいの方には特におススメです。

また、金属は非可燃性の素材であるため、建物の火災への対応力も高いです。

 

1.3 軽量かつ強固

金属サイディングは軽量でありながら、強靭で頑丈な特性を持っています。

これにより、取り扱いが容易で施工が迅速に進む利点があります。

 

金属サイディングは、維持管理が簡単で、リフォームの際には一度検討してみることをおすすめします。

※今回の内容は、断熱材一体型の金属サイディングを元にした解説を行います。※

金属サイディングは、リフォーム業界において人気が高まっている外装建材のひとつです。

その理由は、多くのメリットがあるからです。

耐久性 ：

　金属の性質上強度が高く、表面から吸水などの影響を受けにくく、外壁材の破損リスクは低いです。

　窯業系サイディングなどにみられる“凍害”の心配もほぼなくなります。

　そのため、雪の降る地域ではおススメする外壁材となります。

 

耐震性 ：

　材料がとても軽量であるため、建物に対する負荷も小さくなり地震に対する強さも高まります。

 

断熱性 ：

　断熱材一体型の金属サイディングに関しては、他の外壁材と比較しても優れています。

　金属の方が断熱性のは落ちると思われがちですが、断熱材が一体になっていることなどにより

　断熱効果を得ております。

　ちなみに外壁材の厚みに関しては、金属(断熱材一体型)も窯業もほぼ変わりません。

　既存の外壁材の上から施工する、上張施工の場合外壁通気工法により空気層の断熱も得られます。

 

防音性 ：

　上張施工の場合、既存の壁の上に施工するので従来の壁の保護に加えて防音性能の向上も見込まれます。

 

デザイン性 ：

　スパンサイディングと呼ばれるシンプルなデザインや、石積やタイル・木調をイメージしたデザインも

　あるので、イメージに合わせた仕上がりにすることが可能です。

 

メンテナンス性 ：

　破損のリスクが低い材料ですが、表面にもフッ素塗料などの加工が施されており、耐候性が高くなり

　色褪せもしにくいです。

　また、シーリングを窓まわりや接合部に充填しますが、役物と呼ばれる材料で隠れますし、必要最低限の

　箇所に施工するので、シーリング材の劣化による壁面からの雨漏りなどは発生しにくくなります。

メリットの多い金属サイディングですが、その利点に加えて残念ながらデメリットもあります。

金属サイディングによく選択されるのは、“ガルバリウム鋼板”ですが、サビやすいといった意見もあります。

金属の性質上“サビ”の可能性がありますが、サビたとしてもそのサビは拡大しにくい素材でできております。

普及の背景には当該ポイントが認められた部分も大きいです。

海に近く、塩害のリスクが高いエリアでは、よりサビにくいアルミ材やSGL鋼板の選択も可能です。

 

これは、金属以外でも当てはまりますが、刃先のとがったものなどは傷がついてしまいますし、強い衝撃によって変形するリスクはあります。

 

施工技術者に関しては、金属サイディングの取り扱いになれた板金施工業者を選択する必要があります。

また、金属加工技術にも優れており、十分な知識と経験を伴っていないと高い品質を確保できません。

 

最後に、外壁塗装や窯業系サイディングと比較すると初期費用が高くなりがちです。

ですが、耐久性やメンテナンス性などのメリットが多く長期的にご検討いただくと、コストパフォーマンスに優れた外壁材です。

丸福のスタッフは、先に述べた金属サイディングの取り扱いに熟知したスタッフにて施工いたします。
お家の状況により施工する方法や内容は大きく異なり、専門的なスキルと知識が必要となります。

施工に先んじてまずは、外壁の状況をチェックする外部点検も行っております。
そして、損傷・劣化・破損など問題点が発見された際は、写真付きの診断書を提出いたします。

改善・改修が必要な場合は、状況に合わせた専門家チームで対応いたします。
すまいの“こまった”・“なんだろう”が発生した… そんな時は丸福へぜひご相談ください。