駐車場にカーポートは必要?!カーポートのメリット・デメリットは
2023/12/06
外構計画で、駐車場にカーポートを設置するかどうか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
・駐車スペースは確保しているけど、本当にカーポートが必要なのか?
・カーポートをすすめられたけど、どんなメリットがあるのかわからない。
・設置した後のデメリットってあるのかな?
今回の記事では、カーポートが必要な理由に加え、設置するメリット、デメリットについても紹介します。
今現在検討している方や、今後に備えて検討している方に向けて、ヒントになれば幸いです。
目次
カーポートって??
車を駐車する場所のことですが、エクステリア業界では屋根の付いた駐車場を指します。
屋根付き駐車場には、ガレージのような天井や壁・シャッターに完全に覆われた車庫もあります。
これに対し、カーポートは柱と屋根で形成されており、車を完全に覆う車庫よりは簡易的になります。
壁で覆ったり、シャッターなどがついていないので、トータル費用を抑えられるのが特徴です。
カーポートの必要性
1. 大切な車を守る
駐車場にカーポートを導入する最大の利点は、大切な車を悪天候から守ることです。
雨や風、雪の影響、太陽光の熱線や紫外線など、屋外の環境にさらされることになります。
しかし、屋外で利用することを想定している車には、とても強固な塗装がされています。
このため、青空駐車だとしても簡単に車が劣化することはありませんが、紫外線や雨の影響により、
塗装の色あせやパーツの劣化の影響は少なからずあります。
また、台風や強風にる飛来物や、雹(ひょう)やあられなどから直接当たるのを防げるのも魅力です。
2. 乗降時に濡れない
雨の降る日に車の乗り降りをすると、雨にあたり濡れてしまいます。
カーポートを設置することで、雨を避けることがで濡れずに乗降することができます。
小さなお子様がいると、チャイルドシートを使用している場合にはどうしても時間がかかります。
また、大きな荷物や大切な荷物を載せたり降ろしたりする際も同様に、雨に濡れずにゆっくりと
慌てずにそして焦らずに対応できます。
ストレスフリーな乗り降りを可能にしてくれるのは、大きな魅力です。
玄関まで覆うように施工した場合、傘がなくてもスムーズに対応できるようになります。
カーポート設置のメリット
こちらでは、カーポート設置する3つの代表的なメリットを挙げます。
1. 車両の保護
カーポートを設置することで、大切な車を守ることができます。
先述のとおりカーポートにより、雨風や紫外線など自然災害からを防いでくれます。
なお雪国においては、雪対策にもなります。
出発時の車の雪かきに加えて駐車場までの除雪、疲れて帰宅した際にも駐車するための除雪。
出かける間際の作業は必要以上に時間がかかりますし、かなりの重労働になります。
カーポートには屋根があるので、除雪範囲は大きく軽減しますし車に大雪が積もるのも防いでくれます。
2. 乗降時の利便性
先述のとおり、カーポートを設置することで雨に濡れずに乗降できるようになります。
屋根があるため、ドアを開いた状態でも雨は入りにくいのでお荷物が多い際も安心です。
なお、玄関まで覆うように計画して施工した場合、アプローチ部分にも屋根ができることになります。
玄関から駐車場まで傘が不要になる可能性があります。
小さいお子様の乗り降りや、買い物した荷物を傘を差しながら降ろす際のストレスから解消されます。
3. 駐車場以外のマルチスペース
カーポートを設置することで、車の駐車以外の活用方法もあります。
たとえば、真夏の炎天下の下でお子様を遊ばせるのは大変ですが、カーポートに下は日陰になるので
ビニールプールなどの水遊びも簡単にできます。
休日には、強い日差しを避けながらバーベキューで大切な家族の時間を満喫できます。
バイクや自転車などの趣味や、なにか外作業が必要な時も天候を気にせず利用することができます。
アイデア次第で、ライフスタイルに合わせたカーポートの活用方法は広がります。
カーポート設置のデメリット
では、どのようなデメリットがあるのか見てみましょう。
1. コストが発生する
青空駐車と比べると、カーポート設置のコストが発生するのでデメリットになります。
発生するコストは、カーポート本体の材料費 + 設置するための施工費が発生します。
しかし、ガレージなどの車庫と比較するとシンプルなので、施工日数は短縮できます。
また、費用面も圧縮できるのでコストパフォーマンスも優れています。
カーポート設置に伴う“車両の保護”や“乗降時の利便性”などの恩恵を多く受けられるのは魅力です。
2. 施工計画が必要
カーポートを設置するためにどうしても屋根を支える柱が必要になります。
駐車スペースをしっかりと計画しないと、スペースがなくなったり、柱が邪魔になることもあります。
また屋根ができるため、圧迫感や暗さを感じてしまうかもしれません。
仕上がりまで考慮しないと、外構デザインも悪くなる可能性もあります。
ですが、状況に合わせて問題点を解消することも可能です。
柱の位置は、移動することで邪魔にならずにスペースを確保することができます。
圧迫感に関しては、「間口」と「奥行」に加えて、柱の「高さ」にを考慮して対応します。
暗く感じる際は、屋根材から光を取り入れてあげたり、フレームを明るい色にすることで解消できます。
デザイン性に関しては、住宅との調和を考慮した意匠性の高いカーポートもあるので、
そのようなカーポートを選択するとむしろデザイン性は高くなります。
施工後に後悔しないためにも、しっかりとプランを計画して、じっくりと検討することが大切です。
まとめ
カーポートを設置するとたくさんのメリットがあり魅力の多いエクステリアです。
ですが、デメリットもあり無計画に設置すると後悔する要因となります。
簡単に取り換えたり撤去するものではないので、しっかりとご検討していただきメリットとデメリットを
ご理解いただいてから購入されることを推奨いたします。
なお、弊社ではお客様のご要望に合わせてプランニングいたします。
3Dシミュレーターでご提案しますので、施工後のイメージを共有しながらお打合せが可能です。
ご興味ございましたら、まずはお気軽にご相談ください。