屋根点検の重要性とタイミング

屋根は建物を守るために重要な要素の一つです。

風・雨・雪などの自然災害、紫外線など様々な外部環境からの影響を最も受けやすい部分です。

建物全体を守り、大切な家族が安心して快適に過ごせる環境も提供してくれます。

しかし、時間の経過とともに劣化し、メンテナンスが必要になります。

この記事では、屋根点検の重要性とタイミングについて詳しく説明します。

 

1.　屋根点検の目的

建物の屋根は、外部環境の影響から建物の外部はもちろん内部を保護しています。

屋根の点検は、屋根自身の性能維持はもちろん、建物の維持と安全性を確保するために行います。

 

たとえば、下記のような状況は発生していませんか？

・ お庭に、グレーのセンメント塊や、金属製の金具が落ちてる

　→　屋根材を固定している部材の可能性がありますので要注意です。

・ ベランダの排水口に、落葉や土などのゴミが溜まっている

　→　うまく排水ができないと雨漏りの原因になりますので要注意です。

 

2.　屋根点検の重要性

a. 劣化・損傷箇所の早期発見 ：

屋根は、建物のほかの部分よりも外部要因にさらされています。

そして、過酷な外部環境からの影響を受け経年劣化していきます。

劣化や損傷箇所を早期に発見し、問題を悪化させないために行います。

b. 建物内部の保護 ：

屋根に劣化や損傷により雨漏れが発生すると、建物内部に損害を引き起こす可能性があります。

漏水によりカビなどが発生すると、健康問題や構造的な問題に発展することも考えられます。

建物の重要な構造部や、大切な家族を守るために行います。

c. 屋根の性能保持 ：

点検と定期的なメンテナンスを行うことは、屋根の性能を保つために重要です。

問題があったとしても、早期に対応することで大規模な修理や改修を避けることができます。

小さな問題を放置すると、大規模な修理作業に発展しコストがかさむ可能性もあります。

 

3.　屋根点検のタイミング

点検を行うタイミングは、さまざまな要因に依存します。

以下に、一般的な点検のタイミングをまとめました。

a. 年次点検 ：

定期的な点検を行っていただくためのチェックポイント(年行事)として設定することを推奨します。

特に新潟は寒暖差が激しい地域なので、雪解けの“春”や酷暑明けの“秋”などに行っていただくのがおすすめです。

b. 自然災害後 ：

大雪が降った…　大型台風が去った…　ゲリラ豪雨が続いた…　

近年は、数年に一度クラスの災害が発生しております。外的要因から影響を受けているのに、

特に目視がむずかしい屋根は、さまざまな被害が考えられるので、損傷状況の確認を含め推奨します

c. 屋根の高齢化 ：

屋根の性能に関しては、使用されている屋根材や気象条件などの外的要因により異なりますが、おおよそ20年から50年程度です。

築年数の経過とともに、劣化状況の進行具合も速くなりますので定期的なメンテナンスがより重要になります。

築後一度も点検をされていない場合などは、損傷状況の確認を推奨します。

　　　

まとめ

屋根点検は建物の保護・耐久性・安全性を確保し、屋根の性能を保持するために重要なプロセスです。

屋根は、外的要因からの影響を最も受けやすい部分のため、定期的な点検と適切なメンテナンスが必要になります。

万一、潜在的な問題が発生していた場合も、早期に発見することができれば、微細な補修や修理で対応できる可能性があります。

建物の寿命を延ばすことにも繋がり、コスト面の圧縮にも繋がることになるとイメージします。

すなわち、安全で快適な場所を保ち、建物の性能も維持させる重要な手段ということになります。

ぜひこの機会に、大切なお家の状況確認をしましょう。

 

お手伝いします

丸福の点検は、リフォームありきではなく“客観的”に診断いたします。

その点検とメンテナンスは、専門的なスキルと知識が必要となります。

屋根点検には、“瓦屋根診断士”の資格を持ったスタッフが対応します。

そして、損傷・劣化・破損など問題点が発見された際は、写真付きの診断書を提出いたします。

改善・改修が必要な場合は、状況に合わせた専門家チームで対応いたします。

お家の“こまった”・“なんだろう”が発生した…

そんな時は丸福へぜひご相談ください。